EV化にともなう
「電食」という課題に、
さまざまなアプローチで
立ち向かう
Electrostatic corrosion resistant bearing
耐電食対応軸受
EV化にともなう「電食」という
課題に、さまざまな
アプローチで立ち向かう
耐電食性能や用途、回転速度に応じた、最適なソリューションをご提案
POINT
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POINT 1
「電食」とは
電気を使用するモーター周辺では、電流が発生しやすくなります。軸受の内輪と鋼球の間に放電によるスパークが発生すると、軌道部が筋状の凹凸になる「電食」が発生。
この電食の発生を防ぐためには、軸受の軌道部に電流が流れない、あるいは、放電でスパークさせないための対策が必要になってきます。
軸受の回転時に異音や振動などの不具合が生じ、悪影響を及ぼすため、対策は必須です。 -
POINT 2
NACHIの提案の一つ「絶縁」
軸受の鋼球に電気を通さないセラミックを用いた「セラミックボール軸受」や、樹脂コーティングを施すなどして電気の流れを絶縁する方法です。
コスト面がやや高いというデメリットはありますが、高速回転にも対応し、耐電食性も高められる非常に有効な方法です。 -
POINT 3
NACHIの提案、もう一つは「導電」
導電グリースや導電シールを用いるなどして、電気の負荷を蓄積させないように通電する方法です。耐電食性は絶縁系の対策を施したアイテムには、やや劣りますがアイテムによっては高速回転にも対応でき、コストを抑えられるメリットもあります。
NACHIは、電食に対して様々な対策を検討しお客さまの求める耐電食性能や用途、回転速度に応じた最適なソリューションをご提案します。
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