各部位に最適な玉軸受で、
ドライブトレインの高効率化に貢献
3 point angular contact ball bearing
3点接触アンギュラ玉軸受
玉軸受の強みを生かし、
より効率を高める
自動車にかかわる環境規制の強化など、クルマはさらなる低燃費化を求められています。
NACHIはクルマのさらなる効率化のために適材適所な軸受を開発しています。提案の一つは、円すいころ軸受から、玉軸受への置き換え。
玉軸受の強みを生かし、より効率を高める製品と使い方をご提案します。
その一つが、「3点接触アンギュラ玉軸受」です。
「低トルク」「幅狭化」「軽量化」に対応したNACHIの「3点接触アンギュラ玉軸受」は、軸受を適材適所に配置できるラインナップの1つとして低損失、高効率化に大きな効果を発揮し、クルマのさらなる効率化に貢献します。
POINT
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POINT 1
円すいころ軸受に対し、単列玉軸受化により低トルク化を実現
円すいころ軸受のメリットは、大きな荷重を受け止められること。
しかし、玉軸受と比較するとトルクの損失が大きいのがデメリットです。
玉軸受は低トルク性では優位ですが、荷重への対応は円すいころ軸受には劣るというデメリットがあります。
荷重にも強く、損失が少ない低トルクな軸受として、NACHIは3点接触アンギュラ玉軸受を開発しました。 -
POINT 2
アンギュラ玉軸受の3点接触化により定格荷重を向上
NACHIの「3点接触アンギュラ玉軸受」は、鋼球が3点で接触させる構造で、荷重が分散される範囲が広くなり通常の玉軸受と比較し、大きな荷重を受けることができるのが特長です。
玉軸受のため低トルク。円すいころ軸受からへの置換えることでトルクを2分の1以下に低減します。 -
POINT 3
複列の軸受に対して、
幅狭化・軽量化効率化のためには、コンパクトで、軽量であることも重要です。
この3点接触アンギュラ玉軸受は、単列の軸受のため、複列4点接触玉軸受と比較して、幅を狭くすることができ軽量になるのも、大きなポイントです。